~国際演劇評論家協会主催・東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)共催~
『ルーマニアの奇蹟―躍進するシビウ国際演劇祭』
~コンスタンティン・キリアック氏を迎えて~
ルーマニアのシビウ国際演劇祭が今年(2018)、創設25周年を迎えました。共産主義国家から自由主義社会へ、現代史の大きなうねりのなかで短期間にフランスのアヴィニヨン演劇祭、英国のエディンバラ演劇祭と並ぶ世界でも有数の国際演劇祭に成長したその軌跡は、”ルーマニアの奇蹟“として国際的に注目を集めています。その演劇祭の総合芸術監督であり、またルーマニアを代表する劇団、国立ラドゥ・スタンカ劇場の名優でもあるコンスタンティン・キリアック氏が来日します。
この機会に、ルーマニアの現代史を背景に飛躍的成長を遂げたシビウ国際演劇祭の発展の軌跡を辿り、コミュニティを巻き込みながら躍進する国際演劇祭の魅力をキリアック氏に語っていただきます。講演に続くシンポジウムでは、フェスティバルの牽引車とも言える国立ラドゥ・スタンカ劇場と劇場の専属演出家、鬼才シルヴィウ・プルカレーテの魅力について語り合います。シンポジウムには、キリアック氏のほか日本を代表する演出家、串田和美氏、シビウ演劇祭の成長を初期より見届けてきた演劇評論家の七字英輔氏をゲストにお招きしました。国際演劇評論家協会(AICT)日本センターからは穴澤万里子氏と野田学氏が加わり、パネリストとしてご登壇いただきます。現地よりの貴重な映像もご紹介致します。皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム
18:00 国際演劇評論家協会 会長 山本健一 氏 挨拶
東京芸術劇場 副館長 高萩 宏 氏 挨拶
18:10~19:00 第一部 コンスタンティン・キリアック氏による講演
『シビウ国際演劇祭の軌跡 ― 演劇祭とコミュニティ』(仮題)
19:10~21:20 第二部 シンポジウム
『ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場とシルヴィウ・プルカレーテ』
パネリスト: コンスタンティン・キリアック(シビウ国際演劇祭 総合芸術監督)
串田和美(俳優/演出家。まつもと市民芸術館芸術監督)
七字英輔(演劇評論家)
穴澤万里子(明治学院大学教授)
野田 学(明治大学教授)
開催日時 : 平成30年10月30日(火曜日)18:00~21:30
開催場所 : 東京芸術劇場 シンフォニースペース(五階)
会費(当日受付支払い): 一般=500円(AICT会員=無料)
予約(予約優先)・問い合わせ先: aictjapan●gmail.com *●を@に変えてください
*「キリアックシンポジウム予約」と題し、お名前と、会員か一般かをお書きください。