AICT 会員の方々を招き、専門的かつ分かりやすいトーク&レクチャーを繰り広げる「劇カフェ」を再開します。今回は演劇表象におけるジェンダーについてみなさまと一緒に考えたいと思います。刺激的な一夜を座・高円寺でともに過ごしましょう。
―――――――――――――――
【演劇とジェンダー】
トーク=柴田隆子(舞台芸術研究・AICT会員)
聞き手=小田 幸子(能・狂言研究家・AICT事務局長)
*
日時:2021年6月14日(月)18:00〜20:00(予定)
会場:座・高円寺 けいこ場2(地下3階)
会費:無料
要予約:(感染症対策のため、20名に人数を限って開催します)
問い合わせ・予約先:aictjapan●gmail.com
*●を@に変えてください。
※後日映像配信も予定しております。
―――――――――――――――
「ジェンダー」は、元々はカルチュラル・スタディーズ研究からでてきた表象を扱う概念です。ただ、これが「身体」と関わるので厄介な問題となります。表象として「ジェンダー」を考えた場合、「キャラクター(=登場人物)」で考え、そこでの色々な付与された差異をどう配置するのかを、ごく愚直に「抽象」や「基本形」から出発して考えたのが、私が専門とするバウハウスで舞台芸術を教えたオスカー・シュレンマーの理論です。最初に舞台上の身体に関する彼の理論をお話しさせていただき、そこから演劇における「ジェンダー」を会員のみなさまと一緒にお話しできたら嬉しいです。(柴田)
主催・連絡先=国際演劇評論家協会(AICT)日本センター
協力=NPO 法人劇場創造ネットワーク / 座・高円寺