●巻頭言
森山直人 ジャン・ジュネからはじまる21世紀の「舞台」を夢想する
●クロス劇評 桃園会第32回公演『月ト象ノ庭、或いは宵の鳥、三羽』
正木喜勝 断ち切られる三つの「関係」
藤原央登 短編が描く豊かなグラデーション
●劇評
日比美和子 矛盾に満ちた謎の存在
-Ort-d.d『肖像 オフィーリア』
田中佑弥 表現者としての真正さ、真正であるが故のもどかしさ
一燐光群『チェックポイント黒点島』
※12号本文の表紙、目次で田中氏のお名前を「裕弥」と誤記しました。お詫びして訂正します。
●関西ダンス時評
中西理 Yummy Dance 『もももってきてちょうだい』『即興ライブ』
●時評・発旨
市川明 『善き人のためのソナタ』-俳優ウルリヒ・ミューエの存在感-
鈴木雅恵 沖縄における「伝統演劇とMODERNITY」-またはジュリ馬神事体験記-
●演劇書評
松本和也 石井達朗『身体の臨界点』
瀬戸宏 阪本雅信『上方テレビ美術事始め』
●関西の演劇賞
第9回関西現代演劇俳優賞/第34回大阪新劇フェスティバル
編集後記