≪思考の種まき講座29≫
「能とエコロジー」
講師=小田幸子・横山太郎
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【日時】2024年3月24日(日)17:00~19:00
【会場】座・高円寺 けいこ場(地下3階)
【参加費】一般=500円(会員・学生=無料) *当日清算
【予約・問合せ】aictjapan@gmail.com (予約優先)
【予約フォーム】https://forms.gle/gD1vTAfANriM1YY79
*メールでのご予約は、件名「思考の種まき講座29」とご記入の上、
お名前・人数・日中のご連絡先TELを明記ください。
*内容等変更がある場合は、AICTのホームページ等でお知らせします。
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主催:国際演劇評論家協会[AICT]日本センター http://aict-iatc.jp/
NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
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【小田幸子さんプロフィール】
能・狂言研究家。博士(文学)。第39回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。専門は能・狂言の作品研究と演出(史)研究。新作や復曲のドラマトゥルク、講演、解説、批評など研究と舞台をつなぐ活動も行っている。AICT会員・シアターアーツ編集員。
【横山太郎さんプロフィール】
立教大学映像身体学科教授。博士(学術)。専門は能楽研究。身体表現史、近現代における思想的受容、資料のアーカイブ研究、物語論と詩学による作品分析、技芸伝承のフィールドワーク研究など、能を中心に学際的研究を行う。AICT会員。
【講座概要】
AICTでは昨年度以来、〈思考の種まき講座〉と国際シンポジウムを通じて「演劇とエコロジー」を会員の皆さんと考えてまいりました。今回の〈思考の種まき講座〉は、その関心を日本の伝統演劇である能に向けた企画です。中世日本の思想と文化を背景に成立した能は、本質的なところで「自然」「身体」「情動」「非人間」といったエコロジーに連なる主題系を内包したジャンルと言えます。今回は小田幸子と横山太郎の2名の研究者が、能楽作品と世阿弥能楽論のそれぞれについて、こうした観点から話題提供をおこないます。その後、そこから今日の「演劇とエコロジー」に関してどのような示唆を得ることができるのか、会場の皆さんと語り合いたいと思います。