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劇カフェ「石澤秀二氏に聞く演劇人生70年」

新型コロナウイルス蔓延のため控えていた「劇カフェ」再開第二弾を開催します。AICT会員の方々を招き、専門的かつ分かりやすいトーク&レクチャーを繰り広げる親睦と演劇知の交流会です。

今回は石澤秀二さんをお招きします。過去の出来事は今に続く「問い」を含んでいると言われますが、田中千禾夫・澄江夫妻宅に住み込んで演劇人生を始め、91歳になられた今も活躍を続けている石澤さんの70年間に及ぶ戦後演劇の現場体験を、秘話もまじえてお聞きします。お楽しみください。

トーク:石澤秀二(演出・演劇評論家、元AICT会長)

聞き手:山本健一(演劇評論家、前AICT会長)

日時:2021年12月12日(日曜)午後2時半から4時半まで(予定)

会場:座・高円寺 けいこ場2(地下3階)

会費:会員と学生は無料、一般の方は500円。

会場が手狭なため予約を優先します。予約先はaictjapan@gmail.com

石澤さんが後に続く演劇人に語りかけたいと考えていることは、自分の母なる演劇体験としての田中千禾夫世界から始まり、演劇雑誌「新劇」の誕生、岸田國士戯曲賞への名称変更、文学座の分裂と劇団雲の誕生、桐朋学園演劇科の誕生など、ご自身が陰に陽にかかわってきた出来事です。あまり記録されてこなかった内幕のエピソードをまじえて、石澤さん自身も新劇界もどう変容して今に至ったか、じっくりとお聞きしたいと思います。

AICT主催『思考の種まき講座《1》《2》』ご案内(『男たちの中で』@座・高円寺関連イベント)

座・高円寺で10/22(金)から31(日)まで上演されるエドワード・ボンド作『男たちの中で』の関連イベントとして、国際演劇評論家協会(AICT)は以下の講座を行いますので、お知らせします。公演については座・高円寺のホームページもご覧ください。

思考の種まき講座《1 》

10月8日(金)19時~21時

「男たちの中で:シェイクスピアからエドワード・ボンドまで。英国男性劇作家たち」

レクチャー:本橋哲也(AICT会長/東京経済大学教授)

対談:本橋哲也×佐藤信(座・高円寺芸術監督/『男たちの中で』演出)

参加費:500円(当日精算)

お申込み:info@theatre-koenji.jp (お名前、日中の連絡先、人数)

※『男たちの中で』チケット半券をお持ちの方は、「思考の種まき講座」1か2、どちらか1回は無料で参加できます。

思考の種まき講座《2》

11月21日(日)16時~18時

「女たちを忘れない―現代英国における女性劇作家たち」

レクチャー:關智子(早稲田大学他非常勤講師)

参加費:500円(当日精算)

お申込み:info@theatre-koenji.jp (お名前、日中の連絡先、人数)

※『男たちの中で』チケット半券をお持ちの方は、「思考の種まき講座」1か2、どちらか1回は無料で参加できます。

【関西支部】「Act30」リリース

関西支部の劇評誌Act30号のウェブ版が公開されました。

こちらのリンクからご覧ください。

目次

■アイホール(伊丹市立演劇ホール)の用途再検討という問題について
竹田真理 上念省三 須川 渡 西堂行人 岡田蕗子 古後奈緒子 瀬戸 宏

■公演評
わかぎゑふ流大阪近代史としての「人間喜劇」――玉造小劇店配給芝居vol.28『長い長い恋の物語』
□瀧尻浩士

ひとりに――神戸女学院大学音楽学部舞踊専攻『Blood and Steel』『The Last Place』
斉藤綾子『書くとか歩くとか』
□上念省三

異貌の他者と近代のまなざし――世田谷パブリックシアター×東京グローブ座『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』
□ 藤城孝輔

楽曲の真髄に迫る――自由に貪欲に 未知なる高みへ イスラエル・ガルバン『春の祭典』
□ 矢萩智子

タイの政治がワタクシゴトになる芝居――ウィチャヤ・アータマート『父の歌(5月の3日間)』
□ 柏木純子

『Act』30号にあたって(瀬戸 宏)