シアター・クリティック・ナウ2012
【シンポジウム】震災と演劇

AICT(国際演劇評論家協会)国際シンポジウム・オン・アジア『国際共同制作と批評の役割』
AICT International Symposium on Asia“International Collaboration and the Role of Criticism”

多様性に富むアジアを舞台芸術を軸に捉えてみる時、「国際共同制作」という作業を通して考えることが有効ではないか。国境が消滅し、情報は越境し、身体もまた移動する。その一方で、国家間の格差が生まれ、ローカリティは希薄になり、画一化が進む。身体行為はこうした現象を批評できるだろうか。アジア各地で独自に行われている「実験」的な作業、とりわけ国家間を超えた共同作業に注目したい。アジア諸国を中心に世界各地から評論家を招き、具体的な作品・創作の実践の中から現在の舞台芸術の可能性を探る。(使用言語:日英、通訳あり)

11月21日(日) 会場:あうるすぽっと・会議室B(3階)
09:30 – 12:30
講演:「韓国の現代演劇」金潤哲(韓国芸術総合学校演劇院教授、AICT会長)
シンポジウム:「日本・韓国国際共同制作『焼肉ドラゴン』(鄭義信 作)をめぐって」
司会:西堂行人 パネリスト:鄭義信、金潤哲、金享起(順天郷大学教授、韓国AICT会長)

14:00 – 15:50
シンポジウム:「東南アジアの現代演劇と演劇交流の可能性」(映像紹介あり)
司会:立木2012-09-23 02:20:55″