act17号目次

●巻頭言
中西理 セミネール「現代日本演劇・ダンスの系譜」へのお誘い
●劇評
藤原央登 支配の階層 dracom 『ハカラズモ』
小林社務 翻訳劇としての『瀕死の王』
須川渡 チェーホフを通過することの意味ピッコロ劇団『桜の園』
菊池あずさ 母の愛、子の想い、そして我々に残されたもの 河東けいひとり芝居『母』
瀬戸宏 必ずしも奥のみえない人物像劇団未来版『歌わせたい男たち』を観て
●関西ダンス時評
中西理 集団創作に挑戦する新集団 e-dance立ち上げ公演『狩りプソ☆スピカ』
●時評・発言
星野明彦 芝居から少し離れて
市川明 ブレヒト・ケラーの韓国公演 『ゴビ砂漠殺人事件』上演が残したもの
永田靖 京都府立文化芸術会館の試み
編集後記

 

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シアター・クリティック・ナウ08「唐十郎の劇世界」

AICT(国際演劇評論家協会)日本センター主催 

シアター・クリティック・ナウ08「唐十郎の劇世界—AICT賞受賞式と記念シンポジウム—」開催

60年代以降の現代演劇を切り開いた唐十郎と、40年間紅テントと伴走した演劇評論家・扇田昭彦の渾身の劇評集。今、さまざまな世代が、唐十郎の劇世界を語り合う。

AICT(国際演劇評論家協会)日本センターが開催する恒例の「シアター・クリティック・ナウ」は、演劇批評の活性化のためのシンポジウムです。
また、「シアターアーツ賞」(最も優れた新進気鋭の演劇評論賞)、AICT演劇評論賞(最も優れた演劇書)の授賞式も同時に開催されます。

日時 2008年12月21日(日)午後6時より
会場 キャロットタワー5F世田谷文化生活情報センターセミナールーム
料金 1000円  予約(FAX)03-5432-1529
*定員80名ですので、あらかじめご予約ください。

●第一部 授賞式 午後6時より第13回AICT賞授賞式、および第12回シアターアーツ賞授賞式
第13回AICT賞受賞作
  扇田昭彦『唐十郎の世界』(右文書院)
第12回シアターアーツ賞佳作
  嶋田直哉 語られぬ「言葉」たちのために-野田秀樹『ロープ』を中心に

●午後7時よりシンポジウム『唐十郎の劇世界』
パネリスト
唐十郎(劇作家・演出家・小説家・俳優/劇団唐組主宰)
堀切直人(文芸評論家・編集)
金守珍(演出家・俳優/新宿梁山泊主宰)
中野敦之(演出家/劇団唐組主宰)
扇田昭彦(演劇評論家・AICT演劇評論賞受賞)
司会=西堂行人(演劇評論家)

◆第13回AICT演劇評論賞受賞作高田昭彦著『唐十郎と劇世界』
(選評より抜粋)
「劇評家、泉田の言葉から紡ぎ出される唐十郎ワールドに引き込まれ、一気に読んだ。他の候補作とは中身の重さという点でかなり差があると感じた。」(市川明)
「選考委員会の席上で『今こそ』という声があがった.(略)『今こそ』には、扇田氏が『旬』の劇評家であり、今回唐十郎という対象を媒介に、今までの功績を世に示した(略)。」(田之倉稔)
               ☆
扇田昭彦—1940年東京生まれ。朝日新聞のほか、雑誌「ミュージカル」「ダンスマガジン」に劇評を執筆。著書に『日本の現代演劇』『ミュージカルの時代』『劇談』『舞台は語る』他がある。

主催=AICT(国際演劇評論家協会)日本センター
提携=世田谷パブリックシアター 後援=世田谷区

act16号目次

●巻頭言
中西理 柳井愛一氏の逝去を悼む
●劇評
藤原央登 この時代の三人劇 東京デスロック『3人いる!』
高本能尋 作品を読む文脈 ナントカ世代『紙風船打粗忽長屋』
早野明彦 誤解されないための芝居作りとは『歌わせたい男たち』と『族譜』
出口逸平 怖くない怪談 白石加代子「百物語」シリーズ第二.十四夜三遊亭円朝『怪談牡丹燈龍』
市川明 肉(肉欲)と肉(食肉)との現代ドラマ 燐光群の『ローゼ・ベルント』
●関西ダンス時評
中西理 若手劇団が歌舞伎舞踊の現代化に挑戦 木ノ下歌舞伎「三番叟/娘道成寺」
古後奈緒子 視線と身体の間に開かれる出会い損ねの可能性 j.a.m. dance theatrer『忘れてしまえ、すべてはすんだ話だ』
●時評・発言
Till Weingaertner 日本の舞台ユーモアにおける「事実性」と「フィクション|
瀬戸宏 日中演劇交流私見
編集後記

 

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2008年度 劇評講座(第6回)公開トーク

「新国立劇場 芸術監督“交替”問題とは何か」  
 

 4月から始まった「劇評講座」の第6回は、劇作家・演出家の永井愛さん(二兎社)をゲストにお招きします。
 永井さんは最近、新国立劇場の芸術監督“交替”に関して、重要な発言をされました。すでに新聞等でも報道され話題になっていますが、同劇場の理事長が独断的ともいうべき行動で、演劇の創造現場に介入してきたのです。これは芸術家の権利と尊厳にも関わる問題でもあり、今後の文化行政に抜き差しならない波紋を呼ぶことが予想されます。
 この機に、芸術監督制度とは何か、文化行政と創作家はどう向かい合うべきか、国家と演劇はどのような関係を持つべきなのか、といった根源的な問題について議論したいと思います。
 パネラーには、永井愛さんの他、新聞ジャーナリズムの最前線で取材を続けられている高橋豊氏(毎日新聞)、山口宏子氏(朝日新聞)を加え、多角的な議論を予定しています。(司会・進行=西堂行人)
 なお今回は公開トークとなります。受講生以外の方でも参加できますので、ぜひ会場まで足をお運びください。

■日時;2008年9月14日(日)18:30〜20:30
■会場;せたがや文化財団 セミナールーム(世田谷パブリックシアター5F)
■パネラー;永井愛(劇作家・演出家/二兎社)、高橋豊(毎日新聞専門編集委員)、山口宏子(朝日新聞論説委員)                 
■申し込み先;(03)5432-1526
 ※人数の限りがありますので、入場できない可能性があります。必ず予約をお願いいた します。
■参加料;1000円                    
■主催;AICT(国際演劇評論家協会)日本センター+「シアターアーツ」編集部
■提携;世田谷パブリックシアター

新国立劇場「芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める声明」に参加

芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める声明

新国立劇場運営財団は6月30日、オペラ、舞踊、演劇の次期芸術監督を発表しました。
演劇については、「6月23日の理事会では鵜山監督の続投を主張する声もあったが、遠山敦子理事長に一任となった」と、報道されていますが、採決が不可能だった理事会の審議過程そのものを問題視する意見が出ています。また、芸術監督の選任について、選考委員会に差し戻すこともなく、なぜ理事長に一任するという異例な結果になったのかも不明瞭なままです。
7月1日付読売新聞、7月7日付朝日新聞、7月8日付毎日新聞でも指摘されているように、財団執行部が進めた今回の芸術監督交代については、各方面から疑問の声が上がっており、選考委員会、理事会で正常に検討、議決されたとは思えません。
芸術監督選びのプロセスを曖昧にしようとする財団執行部のやり方は、芸術監督制度と芸術家を著しく軽視する行為であり、決して見過ごすことはできません。
私たちは、ここに強く抗議するとともに、今後このようなことが繰り返されないためにも、芸術監督選定の手続を明らかにすることを要求します。

2008年7月14日

井上ひさし 大笹吉雄 小田島雄志 木村光一 坂手洋二 佐藤信 沢田祐二
永井愛 蜷川幸雄 ペーター・ゲスナー 別役実 松岡和子
日本劇作家協会 日本演出者協会 国際演劇評論家協会日本センター


芸術監督選定プロセスの詳細開示を、再度求める声明

新国立劇場運営財団は7月17日、「芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める声明」に対して「回答」を提出しましたが、私たちは、これは私たちの求める「プロセスの詳細開示」に対する回答にはなっていないと考えます。
新国立劇場運営財団は、「芸術監督選考を巡る理事会でのやり取り」を記した永井愛理事が会議の内容を公開したことを、「守秘義務」に抵触すると指摘していますが、私たちはそのようには考えません。このたびの芸術監督選定過程に於いて問題になっているのは、鵜山氏やその後任者についての「個人の資質、評価」ではなく、新国立劇場運営財団執行部の進め方、手続きの踏み方の「プロセス」の正当性です。こうした財団執行部の対応は、問題の本質をすり替えるものです。
非公開であっても、そこに、公正さを損なうおそれのある審議が行われていた可能性があるとすれば、そのことについて内部からの告発があった経緯こそを、重く受け止めるべきです。詳細開示を求めるメンバーの中に、永井理事のみならず、新国立劇場運営財団の理事、選考委員、評議員が入っていることは、このことが新国立劇場運営財団内部に留めておくべきではなく、広く社会に問いかけるべき問題であるという、私たちの判断を示しています。
そもそも、新国立劇場運営財団執行部による記者会見の内容が、多くの報道陣に違和感を与えたばかりでなく、新国立劇場運営財団の一部の理事、選考委員、評議員の認識とも大きく食い違っていたことから、このような詳細開示を求める声が上がったのです。
新国立劇場運営財団に、あらためて「プロセス」についての詳細の公開を求めるとともに、今回の回答の中で言及されている鵜山仁芸術監督にも、あらためて事実関係を証言して頂きたいと思います。

2008年7月22日

井上ひさし 大笹吉雄 小田島雄志 木村光一 坂手洋二 佐藤信 沢田祐二
島次郎 扇田昭彦 永井愛 蜷川幸雄 ペーター・ゲスナー 別役実 松岡和子
日本劇作家協会 日本演出者協会 国際演劇評論家協会日本センター

act15号目次

●巻頭言
出口逸平 怪談好み
●劇評
正木喜勝 家族と記憶-下鴨車窓『旅行者-
藤原央登 邂逅を必然化するということ-唐十郎演劇塾研究公演『動物園が消える日』-
小林壮路 『歌わせたい男たち』と文化的越境の可能性
菊池あずさ うどんがうどんであるために-劇団_光の領地『うどん屋』-
●関西ダンス時評
中西 理 山下残「It is written there」
古後奈緒子 侵犯し、融解する身体の内と外-坂本公成の『MONSTER PROJECT』-
●時評・発言
星野明彦 福岡ばかりが九州ではないのだが
棚瀬美幸「ドイツ演劇について語る夕べ」で、大いに語る
永田 靖 近現代演劇研究会のこと
編集後記

 

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[劇評家養成講座]開設のお知らせ

[劇評家養成講座]開設のお知らせ

[参加要領]
主催;AICT(国際演劇評論家協会)日本センター
共催;(財)せたがや文化財団
開催日;2008年4月〜09年3月 ※原則として、第2か第3日曜日
会場;世田谷文化生活情報センター セミナールーム(三軒茶屋駅徒歩5分、キャロットタワー5F)
定員;20名

応募方法;下記まで、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、参加理由(800字以上)を添えてお申し込みください。定員を超えた場合、追って連絡します。
締切;4月20日必着
資格;今後、文字媒体を中心とする批評活動に積極的に参加したいと思う者。
料金;10、000円(年間12回)

連絡先;
住所=東京都千代田区猿楽町1-4-4 晩成書房気付け[劇評家養成講座]担当
Mail;aicttheatrearts●gmail.com
*●を@に換えてください
FAX=(03)3293-8349(晩成書房気付)
電話連絡の場合、(048)885-4440(ニシドウまで)

[目的]
AICTでは、この4月より新たに「劇評家養成講座」を開設します。
舞台を見終わった後、その舞台について語り合ったり、今の演劇状況についての「談論の場」があったらいいのに、と思う方は多いのではないでしょうか。それも言い放しではなく、批評の言葉を磨き、演劇体験を「語る」ことでもっと豊かに自分の思考へ転化させたい–そんなことを目指して、この講座は開設されます。
劇評とは、演劇やダンスなど上演された舞台のみならず、それが社会や文化にもたらす波及効果、そこから発生する多様な関係、人びとの生活に与える影響など文化批評、社会批評の多岐にわたっています。その根底にあるのは、社会に向けて「発言」したいという意志ではないでしょうか。今後、そうした発言を担っていこうとする者、共に「劇評とは何か」を探究し、状況を創出していこうとする者、とくにプロの劇評家になりたいと思っている方のために開かれる場です。

われわれAICTは、これまで批評誌「シアターアーツ」を1994年に創刊し、以後、14年にわたって継続的に刊行してきました。創刊された90年代半ば当時、老舗の演劇雑誌や有力な情報誌が相次いで廃刊するなど危機的な事態が背景にありました。そこで健全なる批評を堅持するために、自力で批評の場を確保しようという志から生まれてきたのが「シアターアーツ」です。まさに「批評の危機」に対応した雑誌創刊だったわけです。しかしそれ以後、批評の状況は豊かになったでしょうか。とくに90年代以降、批評活動を始める次代の担い手がなかなか登場しないのが実状です。その理由として舞台について議論する場、劇評を発表する場が失われてしまったのではないかという結論に行き着きました。つまり他者と相互的な関係を持ちつつ意見を交わらせる場がなくなってしまったのです。そこですでに実践的に劇評を書いている者たちと、これから劇評を書きたいと考えている者たちが共同で場をつくり出そうというのが、この講座の主旨です。
講師は「シアターアーツ」の現編集部を中心に、随時いろいろな方をお招きする予定です。

[方法]
年12回を4クールに分けます。3ヵ月に1度、劇評、あるいは評論(長編)を書いてもらい、受講生や講師達と相互に読み合います。その中から優秀な作品を「シアターアーツ」に掲載します。
月1回、ゲストを招き、現在の舞台芸術が当面している課題についてトークを行ないます。(この回のみ、一般公開とする予定です)
月1回、劇評について討論します。最新の「シアターアーツ」を参考テクストにします。(受講生は「定期購読」をお願いします。)AICT会員が劇評についてのミニレクチャ
ーを行ないます。
こうした3パターンで展開していくのが、「劇評家養成講座」です。
講師;西堂行人、新野守広、高橋宏幸(「第二次シアターアーツ」第三期編集代表)

[日程]
第1回;4月26日(土)14;00〜17:00※この回のみ土曜日の昼となります。
第2回;5月11日(日)18:30〜21:00(第1回劇評執筆〕
第3回;6月15日(日)18:30〜21:00(ゲストあり)
第4回以降は、日程は未定ですが、第2か3の日曜日の夕方以降を予定しています。

第7回「劇評を語る会」開催のお知らせ

シアターアーツ編集部では、下記の日程で「シアターアーツ・カフェ——劇評を語る会」(第7回)を開催します。この会は、原稿をお寄せいただいた方々と劇評に関心のある方々とともに舞台芸術の現状を語り合う場にしたいと考え、一昨年10月29日からはじめました。今回はシアターアーツ33号(12月20日発行)をもとに話し合えればと思っています。参加自由のアットホームな雰囲気の会ですので、気楽にご参加ください。

開催日時=1月14日(月・祝)18時から
会場=にしすがも創造舎(東京)、旧校舎2階校長室にて
▼都営三田線西巣鴨駅A2出口より徒歩1分 旧朝日中学校内
http://sozosha.anj.or.jp/index.html
TEL 03-5961-5200(にしすがも創造舎)
会費=カンパ制

問い合わせ先
03-3985-3643(平日、FAXのみ)

シアター・クリティック・ナウ07「歌舞伎の近代と俳優の領分—AICT賞受賞式と記念シンポジウム—」のお知らせ

AICT(国際演劇評論家協会)日本センター主催
シアター・クリティック・ナウ07「歌舞伎の近代と俳優の領分—AICT賞受賞式と記念シンポジウム—」のお知らせ

日時 2007年12月23日(日)午後5時より
会場 世田谷文化生活情報センター5Fセミナールーム
料金 500円

当日の進行は以下のように三部構成になります。

●午後5時よりAICT賞授賞式、およびシアターアーツ賞授賞式

●午後5時30分よりAICT賞受賞記念シンポジウム第一部『歌舞伎の近代』
パネリスト
中村哲郎(AICT賞受賞者)
串田和美(俳優・演出家・美術家)
関容子(歌舞伎評論・エッセイスト)
司会=山本健一(演劇評論家)

●午後7時よりAICT賞受賞記念シンポジウム第二部『俳優の領分』
パネリスト
中村まり子(女優・演出家・劇作家)
楫屋一之(プロデューサー)
外岡尚美(青山学院大学教授)
司会=今村忠純(演劇評論家)

問い合わせ=03-3985-3643(FAXのみ)
主催=AICT(国際演劇評論家協会)
提携=財団法人せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター

AICT(国際演劇評論家協会)日本センターが開催する恒例の「シアター・
クリティック・ナウ」は、演劇批評の活性化のためのシンポジウムです。
今回は、AICT演劇評論賞を受賞した二作から二つのシンポジウムを開催
いたします。AICT賞は、国際演劇評論家協会(AICT)が毎年最も優れた
演劇書に贈る賞です。第12回になる今回は以下の二作が受賞しました。

■中村哲郎著「歌舞伎の近代—作家と作品」(岩波書店)
「あるべき歌舞伎研究は、けっして考古学(的資料)に供しうるものであって
はならない。演劇研究とはすべからく考現学であることの証拠がこの本に詰
まっている。平明上達の筆致は1400 枚の大著を一息に読ませ倦むところが
ない。何人もなしえなかった偉業である」(今村忠純氏の選評より)
▼中村哲郎 1942年山梨県生まれ。歌舞伎を中心とした演劇研究者、
評論家。著書に『西洋人の歌舞伎発見』『歌舞伎の星座』ほか、戯曲に
『天壇の西太后』がある。

■如月小春著「俳優の領分」(新宿書房)
「本書はインタビューをもとに構成された、一人の俳優と、彼に言葉を与え
た劇作家たちの共同作業の記録だが、俳優が劇作家の世界観・演劇観にど
のように住み込み、どのような領分を形成したのかが生き生きと伝わってく
る。岸田、小津、三島、イヨネスコ、別役といった劇作家、演出家・監督と
の関わりの中で、中村が軽妙な台詞回しや、独特の「間」、人物像の「柄」
などを獲得していく様子が手にるようにわかり、面白い」(市川明氏の選評
より)
▼如月小春 1956年東京生まれ。劇作家、演出家、エッセイスト。1983 年劇
団「NOISE」を立ち上げ、『DOLL』、『MORAL』など上演。1980 年代の小劇
場ブームをリードした。テレビ番組の司会、コメンテーターとしても活躍。
2000 年12 月死去。

また同時に、最も優れた新進気鋭の演劇評論に贈られる「シアターアーツ賞」
の授賞式も行います。第11回になる今回は、以下の二作がシアターアーツ賞
佳作を受賞しました。

■水牛健太郎 『ソウル市民』三部作を見て」
■長岡彩子  木偶と肚 文楽人形遣い吉田玉男の芸

受賞作は「シアターアーツ」2007年春号(30号 2007.3.20発売、晩成書房)に
掲載されています。ぜひご一読ください。

act13号目次

●巻頭言
市川明  劇団と伝統-一関西芸術座の50年-
●劇評
中西理 維新派『nostalgia』一大人の男女通じて歴史に切り込む維新派の新境地-
正木喜勝 「陽画」としての未来像一劇団太陽族『越境する蝸牛』
藤原央登 遊劇隊『天守物語』-「身体を創る」-
濱田礼美 「紙屋悦子の青春』-こころに語りかける芝居-
市川明 ウィーン版ミュージカル『エリザベート』ートート(死)がたぐり寄せる運命の糸-
●時評
菊田徳之助 温厚・重厚・哲学者だった太田省吾さん
近藤直樹 カンツォーネ・ナポリターナと演劇的な詩
瀬戸宏 二つの「春琴抄」一越劇と日本現代演劇の競演-
●書評
act編集部 AICT賞と如月小春-『俳優の領分一中村伸郎と昭和の劇作家たち』-
編集後記

 

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